作家さんは全く知らなかったのですが谷川俊太郎さんの訳ということで
手にとりました。
読んでまず思ったのは おじいちゃんとの触れ合いが優しくて温かい。
赤ちゃんの頃女の子はベビーカーを押してもらって
だんだん大きく成長するまでのおじいちゃんとの触れ合いが描かれているのですが
女の子が大きくなるにつれ おじいちゃんはだんだんと老いてゆく。
でもそれを躊躇せずに自然なこととして受け止められる女の子にジーンときます。
女の子の赤ちゃんのころのエピソードが
後半では
逆転のエピソードとなっている辺りがしゃれたスパイスになってますね。
なんだか『だいじょうぶだいじょうぶ』(いとうひろし)という絵本を思い出してしまいました。