帽子が大好きなイエペの帽子。
よく、靴下を履きたがらないとか、帽子を脱がないとか・・・
または暑いのに帽子を被らないとか・・・
そんなこんなでお出かけする前の支度が大変!!なんて方に
読んでもらいたい。
イエペは帽子が大好きでほとんど被って生活している。
それを大人は止めないしやめさせない。
どこまでが大人の都合でどこからが子どもの都合か。
本の中でどろんこ遊びの時も先生は何も言わないで見守ってる。
この本は古いのに新鮮さを覚えました。
「こうじゃなきゃいけない」
「こうしなさい」
「汚れるからやめなさい」
今、子どもたちの回りにある大人の過保護と過干渉。
イエペの素直さと伸びやかな感性はきっと彼の中から生まれたものでしょう。
そして、側に居る大人たちがそっと見守っているせいかもしれませんね。