障害があるって・・どんなかんじなのか?と考える
目をつぶって見る・・真っ暗な世界にたくさんの音。
普段の倍に音が聞こえてくる。
耳せんをしてみる・・いつもよりいろんなものをじっと見る。おかあさんの顔のほくろとか・・
相手の立場になって考えて見る。障害があるからこそすごいことがあるんだ!というのに気がつく。
大地震で両親をなくしたきみちゃんに『とってもさみしいんだよね』と問いかけ・・『そうでもないよ・・』と返事をもらう。でもこれは相手の立場はまねできない・・
きみちゃんが『動けないってすごいんだね』と言った。
こここまで来てはじめて主人公自信が障害があることにきがつくんだけど・・・
『動かないでじーとしているといつも百倍くらいものを考えたよ・・』
『だからひろくんは学者みたいなんだね』
ひろくんは、そうか僕ってすごいことなんだ!と気が付く
障害=マイナスのイメージがあるけどそうじゃないんだ
お互いが理解し認め合えばすごいことなんだ。
とても、とても深い絵本です。
和田誠さんのイラストがマイナスイメージを吹き飛ばしてくれますが、子供にこれを理解できるのって何年生ぐらいなんだろう?と考えてしまいました。
我が家の子供たちも読んで読んで・・相手の立場にたつということを少し分かったような気がします。
まずお母さんが一読をお勧めします。