どこか見覚えのある優しい絵だなあと思ったら、『ぐりとぐら』シリーズでおなじみのやまわきゆりこさんの絵だったんですね。
人物や森の風景など、淡い色づかいが素敵でした。
双子の姉妹アイナとテッサは、木いちごを洗っている時に小さな毛虫を見つけます。
2人はその毛虫を、鳥達の目にさらすことなく安全に逃がしてやりました。
新しい木いちごを探しに出かけた二人は森の奥で迷子になってしまいますが、不思議なことが起こり…?
木いちごのしげみの前で次々に起こる不思議に、娘も目を輝かせて聞き入っていました。
確かに空気のきれいな森の中での食事や、ふんわりしたやわらかなベッドで眠るのはすごく気持ちよさそう!
『一寸の虫にも五分の魂』ということでしょうか。
子供達にも、アイナやテッサのような優しい心を大切にしてほしいですね。