「もりのおくのおちゃかいへ」で、空気のあったかさ・冷たさを素敵に表現される先生だな〜、って感動しました。
こちらの作品も春の原っぱの草の匂いと空気を感じました。
引越しして来たさっこちゃん。
お留守のお隣さんに挨拶もまだのうちに、二軒の間の原っぱで素敵な野原のお部屋を発見します。
だって、おままごとセットが置いてあるんですもん。
さっこちゃんは、お隣の子が置いたのかな?と思いつつ、この素敵な野原のお部屋とそこの住人への想いを膨らませて行きます。
お花を摘んで、おままごとセットの上に載せ、そわそわおやつを食べたお後、自分のおもちゃをあのお部屋へ持って行くと、・・・。
この後のおままごとセットがひろげられたページで、色の注された素敵なお部屋に、「うわぁ〜♪」って、声が出てしまいました。
ホント可愛らしくってニコニコしちゃいました。
さっこちゃんは、この野原のお部屋の住人と対面でき、・・・。
後は、読んでのお楽しみです。
さっこちゃんを様々なアングルから捉えた描き方も魅力的でした。
読者さんたちもさっこちゃんの近くで、一緒にドキドキを体験できる感じです。
あ〜、また春にもう一度読みたいなぁ〜。