どんぐりむらのパン屋さんには、保育園に通う、かわいいふたつぶのこどもがいます。
パパとママは、朝早くから忙しく、夕方も保育園で一番最後のお迎えです。
でも、子どもたちはパパとママが大好き。
パパとママも、お客さんと子どもたちのために、一生懸命働いています。
あるとき、子どもたちの楽しみにしていたゆうえんちにいく計画が、
新作パンが完成しないために延期になってしまいます。
子どもたちは悲しくて悲しくて、いっぱい泣きます。
でも、その後、パパのお仕事を助けようと、一生懸命頑張るのです!!
結果、大失敗!?
いえいえ。失敗はしたけど、そのおかげで、パパの新作パンのアイデアが生まれるのです。
いつもがんばってるパパとママの背中を見て、子どもたちは育ってるんですね。
どんぐりむらのおはなしには、いつも誰かのためにはたらくことの喜びが描かれています。
読むと、心が温まって、私も頑張ろう!って思えます。
娘は、パンを作るシーンに興味津々。
なかやさんのやさしくあたたかいタッチの絵が、パンの絵にぴったりで、ほんとうにおいしそうですよ。
シリーズ中でも、おすすめの一冊です。6