主人公の渡り鳥「キ―ア」と一緒に北極から南極まで旅をしているような気分になります。3万5千キロの旅の途中、いろいろな動物たちと会い、地球上の様々な環境と現状を見ていきます。
きれいな写真絵本です。
ストーリーもあり、北極、熱帯地域、南極の海に山へとエリアも広く環境も様々なので、始まりは北極の冬および早春ですが、季節を選ばず読めそうです。文章は分かりやすいので、低学年から高学年まで小学校の読み聞かせで読んでみたい本の一つです。
どこに行っても人間のゴミが蓄積していたり、森林伐採などの環境破壊が、動物達の生活を脅かしています。子供達とエコや人間とその他の生物との共生を考える教材にもなると思います。