地獄の入り口で、えんまさまの審判を受けている、
ほらふき歯医者の活躍を描いた作品。
冒頭の歯医者の紹介で、『じごくのそうべい』にでてくる、歯医者のしかいを
思い浮かべたのですが、また少しテイストが違いますね。
ほらふきの疑いをかけられた歯医者は、軽妙な話術で強面の鬼たちを懲らしめてしまうのです。
もちろん、えんまさまも散々な目に。
歯の治療の痛さを知っている者としては、臨場感が蘇ってきます。
なるほど、将棋の駒には、こんな活用法もあるのですね。
かくして、歯磨きにいそしむ地獄界の面々。
これは立派な歯磨き啓発本です!!
裏表紙の絵も、余韻たっぷりです。
それにしても、この歯医者の腕前の真相はどうだったのか、謎が残ります・・・。