「どこ?」シリーズ、長い旅の探し物です。
今回は、可愛いくまさんと一緒に冒険の旅に出かけます。
この絵本に2年も費やされてると知りビックリ!
それもそのはず、本当に一つ一つが手が込んでいて、妥協が無い。
動物たちの可愛らしさ、小物たちのリアルさ、食べ物はつい食べたくなるほど美味しそうだし、撮影技術にも本当に驚かされます。
そして、可愛いだけじゃなくて美しい。まるで絵画か写真集を見ているような完成度の高さに圧倒されます。
砂漠の世界や雪景色、海辺の様子など、ページをめくりながら色んな世界へ旅ができるのが楽しかったです。
最後に最初の部屋へ戻ってくるのですが、比べてみると、すっかり小さい子のいる部屋になっていて微笑ましかったです。
「どこ?」「ないよ〜」「あった!」の探し絵も勿論楽しめました。
難易度がそれほど高くなくて、ほどよい時間で「あった!!」が出てくるスッキリ感もいいですね。
ミニチュアの一つ一つの小物や動物たちに、山形明美さんのこだわりや愛情が感じられます。
あと、我が家でも文鳥を飼っているので、山形さんに勝手に親近感を抱いてしまいました。
文鳥って、インコとはまた違う可愛さがあるんですよね(*^_^*)