表紙のトラの、何とも言えないしまりのなさが妙に印象的で、ついつい手に取った絵本でした。
ストーリーも、昔話っぽくて、子供もすぐに引き込まれましたが、
なんでしょうねぇ、トラがホントによれよれなんです(笑)
じゅうたんになって 宮殿の居間にしかれたいなんて考えちゃうとこがそもそもダメっぽい。
でも、ゴシゴシお洗濯されても、階段をひきずられてもめげないド根性にあっぱれです。
泥棒もやっつけちゃったし、頑張った甲斐あって、幸せを得たトラですが、またまたホント、プールにつかってる姿がトラらしくないんです。なんだかホント、憎めないヨレヨレなトラに、一発ではまっちゃったようです(笑)