旧暦10月に行われている「亥の子祭り」、収穫感謝の祭の由来についての再話です。
3人娘しかおらず、男手が無く、畑仕事に苦労していた老夫婦に、
イノシシが、畑仕事を手伝ったら、娘を嫁にほしい、と話を持ち掛けます。
軽く請け負ったところが、イノシシがノルマの仕事をしてしまい、
夫婦は娘を差し出すことに。
でも、頭のいい末娘は見事にイノシシを退治してしまいます。
ところが、イノシシの祟りが…。
この祟りを鎮めるために、というのが始まりだそうですね。
イノシシ退治の場面は、昔話らしく、かちかち山とよく似ていますね。
あとがきによると、秋から冬への区切りでもあるようです。
祭りに込められた古来の人々の想いを体感してほしいですね。
幼稚園児くらいから、どうぞ。