訳された落合さんが紹介されていたので、読みたくなりました。
幼い時は抱きつきたいと思ったら、親にでも兄弟にでも遠慮なく寄っていけましたが、大きくなるにつれてできなくなります。
でも、誰だってぬくもりを感じたいと思っていると思います。
しかし大人になって、知らない人にいきなり抱きつくわけにもいきませんが。
ハグくまさんのハグの仕方が、なんとも気持ちよさそうで、白い小さな目から幸福感が伝わってきます。
ハグされている方はどきっとしている表情なのがおもしろいです。
そんな優しい心根のハグくまさんが、初めて敵意を感じる存在ができます。
しかし、優しいハグくまさんは危害を加える事ができません。
たとえきらいな相手でも、愛情のあるハグができるハグくまさん。
みんなが、こんな優しさがあれば、戦争は起こらないだろう。
読み終わって心が温かくなりました。