白い大きな目をしたのらねこが、お月様と遊びながら夜を過ごし、二人の子供と仲良くなるまでを、ねこと子供達の台詞で綴っている、ロマンチックな1冊です。
1931年にフランスで創刊された「ペール・カストール」シリーズの1冊だそうす。このシリーズは、文化的芸術教育をめざしてつくられたと紹介されています。
最近、親子ともども、ストーリーの面白いもの、同じ作家のシリーズものをどうしても手に取ってしまうので、気分を変えたくて読んでみたのですが、娘はあまり気に入らなかったようです。5歳児には少々短い絵本だったかもしれません。
親としては、こういうのんびりゆったりした話や絵で、じっくりしっとりした時間を持ちたいと思いました。