北村想さんは、元々劇作家としての作品が多い為なのでしょうか、文章から読み取れる『動き』がとても面白いんです。
そこに持ってきて、イラストが荒井良二さん!!
読み聞かせをしたら、子供達にとってもウケていました。
作品中にも書かれていますが、この手の不思議な話は、その不思議なことを「なんで?」って、思っちゃうと面白くないので、そういうものだと思って、読むと世界が広がって面白いですよ〜。
あぁ、お話は、ポタリとたれたり、ちょっとでも塗ったりすると、そのものが全部真っ黒になってしまう不思議な「スミ(墨)」の物語です。