アメリカにすむエリオットの絵を先生が外国に送ってくれ、
インドに住む男の子・カイラシュからお返事の絵が届きました。
自分の国の絵から始まった絵手紙交換は、自己紹介を順番にするみたいに続いて・・・。
エリオットとカイラシュには共通点がいっぱいあるけれど、
絵に描くと、アメリカとインドの文化、生活の違いが良く分かります。
木登りが好きなのは「おんなじ」でも、
エリオットの絵は、公園?のツリーハウスに登っていて、
カイラシュはの絵は、野生のサルがいるような木に素足で登っていたり。
「おんなじ、おんなじ!でも、ちょっとちがう!」なのですね。
この言い回しは、インド・ネパールの方が異文化に触れる時よく使っていたものだそうです。
どのページも明るい色彩で、絵の中のエリオットもカイラシュも笑顔で楽しそう。
息子はインドの「友達とのあいさつの仕方」の絵が気に入って、
一緒に手を合わせて「ナマステ〜」とやったりしました。
住んでいる国は違っても、2人は友達。
相手の絵手紙が壁いっぱいに張られた部屋で眠る、エリオットとカイラシュの絵がとてもいい。
ラストの言葉が、響きます。
子どものころに、こんな体験させたいなぁ。
年長さん位のお子さん〜小学校中学年位のお子さんにおすすめです。