2013ね年、ブラティスラヴァ世界絵本原画展で「金のりんご賞」を受賞した作品です。
個性豊かで芸術性は高い絵本だと思います。これが作者の絵本デビュー作です。(「やまねこのおはなし(イーストプレス)」と同時デビュー)
絵本のカバーが普通と違うのにまず、びっくりしました。半分は小型みたいな感じです。
ふしぎな作りですよね〜。最初に印象は、“絵本”というより“びっくり箱”みたいでした。
絵の質感や色遣いはとても個性的でしたが、子どもに見せる。となると、やや見づらいというか、感じ方に幅があるような気がします。
だから大勢いるところでの読み聞かせに使うより、個人が一人読みするほうが向いているかもしれません。
内容的には名作絵本「しろいうさぎとくろいうさぎ」系の作品だと思います。