さいとうしのぶさんの絵本はいつもおいしそうな絵が満載なので、
スイーツ大・大・大好き!の娘たち(3歳、8歳)と一緒にワクワクしながら読みました。
甘いもんが大好きな関西弁の女の子・あやがいろいろなスイーツを紹介してくれます。
現代からおばあちゃんの時代、明治時代、平安時代、そして原始時代まで?!
平安時代には、かき氷に木や草の甘い汁をかけて食べていたなんて知りませんでした。
スイーツの時代考証、なかなか勉強になります。
お母さんの子供の頃のおやつは、私も「なつかし〜い!」なんて嬉しくなりましたが、
おばあちゃんの子供の頃の場面では、
『今の子はぜいたくや!』の台詞が心に響きました。
戦争でお砂糖が手に入らなかった時代。
子供たちにも知っていて欲しいですね。
あやのスイーツ食べ歩きの旅や、お菓子の家の夢!
子供らしくてかわいい〜♪なんて思っていたら・・・。
おかあさんの、愛情たっぷりのお話。
あやとおかあさん、その影に隠れたおばあちゃんとの家族の絆。
ただの甘い物紹介の本ではありませんでした。
心が温かくなりました。
この本を読んでから、うちの娘たちも
「けっこんしない!!おかあさんと一緒にいる!!!」と3日間くらい言っていました(笑)。
スイーツ好きの、特に女の子の親子にオススメです(^^)。