読み終わった後、絵も文もとってもセンスがいい本だなぁと感じました。清々しい感動と気持ちのいい余韻を与えてくれました。
自分の使っていたものが、次々に妹のものになっていく。
両親の気持ちまで自分から妹に移ってしまうのではないか・・。寂しい、不安な気持ちでいっぱいでしょう。
でもピーターはただ悲しんでるだけではないんですね。
相棒の犬ウィリーと家出することにするんです!でも行った場所はうちの前、そこがまたお茶目です。幼い時に座っていたイスに座ろうとして、自分の成長に気づいたピーター。
最後にピーター自らとった行動がすべてを語っています。
子供のけなげにもたくましい成長の様子に私も元気をもらいました。
登場人物みんなが魅力的です。ピーターのいたずらを見つけた時のお母さんの言葉もキュンときます。
ピーターの他のお話も是非読んでみたいです!!