長谷川先生の作品を目にしちゃ、読まないで通り過ぎるわけには行きませんよ。
今度は、回転寿司ですか。
見返し(前)を開いて、おっ、魚の漢字がびっしり!“おこぜ”と“こち”は読めませんでした。
まさかと思いながら、本文を飛ばして後見返しをそ〜っと開いたら、さすが長谷川先生!こちらも違う魚の漢字がいっぱい。
しばらく眺めて、ワクワク感を楽しんでから、扉絵から読みました。
あ〜、この一家団結の空気が、おとうさんの給料日っていう設定が、昭和の雰囲気を思い出させてくれますねぇ〜。
一巡見送る用意周到さ・青いお皿から黒いお皿、そしてクライマックスの皿の色自由タイムに爆笑です。
そして、おかあさんが財布から取り出す“あかだしサービス券”で息子が、「やるぅ〜」ってカラカラ大笑い。
読み直してみて、おとうさんあんまり食べていないような気がします。おなかいっぱいになったのかしら?
フィニッシュタイムにはまちを取ってしまい、見逃し食べ損なったサーモンを見つめ悔しがる息子へ黙って手渡すおとうさんのカッコ良さ、いいですねぇ〜。