ベルギーの2002年の作品。
表紙を開くと、魅力的なキャラの動物が沢山いたので読んでみました。
残念ながら、そこにいたキャラは、このシリーズの主人公のようで登場せず。
調べたら、
「がちょうのエレノア」
「かめのルドミラ」
「うさぎのテオ」
「ねこのティンカ」
「いぬのハンニバル」
と、それぞれがメインキャラでした。
このお話は、主人公のねずみのマーリックが、家主の人間が留守の間に家の中を冒険するシーンで始まります。
冒険と言っても、悪戯の類いで、ネコはいい迷惑です。
夜になったらなったで、本をかじったりクッキー・ケーキを食べ放題。
結局、悪者はネコになってしまうのですが、読んでいてあまり楽しいものではありません。
単にねずみの悪戯が、ねこの仕業と思われておしまいなのですから。
キャラクター自体は良いので、もっとストーリーに楽しさがあれば言うことないのですが、肩透かしを
食ったようなお話でした。