小学生の頃、寝る前に母が枕元で毎晩少しずつ読んでくれた物語です。
とても楽しみに聞いていた記憶があります。
こちらは、那須辰造/訳、金斗鉉/絵の青い鳥文庫版。
8歳から14歳の少年15人の乗った船が遭難し、無人島で2年間生きぬくお話です。
未開の自然と格闘したり、集団生活のルールを作ったりしながら、少年たちは人間的に大きく成長し、無事に救出されます。
登場人物は多いですが絵で紹介されていますし、挿し絵もお話にちょうど良くわかりやすかったです。
19世紀の作品を今でも心躍らせて読むことができました。