7歳の息子と読みました。
彦一とんち話や一休さんのたぐいのお話が大好きな息子。
文化は違えど同じとんち話に、
かなり眼を輝かせていた息子でした。
中でも息子が一番好きになったお話は、
ラクダを売る話。
ナスレディンの迫真の演技がキラリと光ります。
ナスレディンといえば神に仕える立場だったようなのに、
まあよくもこれだけ悪事が働けるものだと感心しました。
私が気に入ったのは、
すいかの実とくるみの実のはなし。
なるほどそうだなと納得です。
トルコのあたりでは有名なナスレディンのお話みたいですが、
この手の外国のとんち話も、
日本でもっと紹介されて、たくさん読まれるといいのになぁと思いました。