「あらしのよるに」シリーズ。
続きがあるのを知って読もうかどうしようか、ここのレビューを読んで少し考えてしまいました。
でも、あると分かっているのを読まずにいられるわけもなく、結局手に。笑
結果的にハッピーエンドで、とてもよくまとまっていると感じました。
このシリーズならではのドキドキ感、スリル感も充分に味わうことができます。
ふたりが幸せになれることで、いろいろな友情の形が成立するという希望のようなものを感じることもできます。
ただ、前作でのやりきれない悲しみでいっぱいのラストが、何だか結局一つのハプニングにしか感じられなくなってしまう寂しさみたいなものも感じました。
ガブは一体どうなってしまったんだろう??
そんな思いを持ちながら終わるのもまた、このシリーズを深く胸に刻むにはよかったかもしれません。
いずれにせよ、このシリーズはいつまでも胸に残る思い出深いお話となりました。
娘が大きくなったらまた改めて一緒に読んでみたいと思います。