どうぶつたちが、みどりの葉っぱでつくったこいのぼりに乗ってでかける冒険のお話。
青い水平線にたどりついたどうぶつたちは、くじらの親子に出あいます。そしてきれいな夕焼けの空をお山までぴゅーっとひとっとび! 開いたページから、さわやかな風がふわーっと吹いてくるような絵本です。
うちのこはまだ小さくて読めませんが、親の私は、むかしむかし国語の授業で習った「くじらぐも」のお話をちょっと思い出して、ほんわかしました。
カバーそでには、こいのぼりや端午の節句についてのお話(大人向け)も書いてありますので、こどもがもうすこし大きくなったら「こいのぼりってね…」と、話して聞かせてやりたいです。