みんなは風を、どんな時に感じますか?
そう、風は目に見えない。
でも、風船がふわわーと飛んだり、
白い旗がぱたぱたはためいたり、
それで、風が吹いてるってわかります。
それを絵本で表現しようなんて・・・
目でわかりやすいよう「風」の形をつくり、
表情までついていて、とても可愛い。
その「風」が、通り過ぎるたびに、
風車がまわったり、草がなぎ倒されたりと、
確かに風を目で見て、感じることができる絵本になっています。
高い所から吹き降ろす「風」。
「ぶおおー」のページが気に入っています。
それから、海の上を走る「風」。
爽快感があり、とても気持ちが良くなりました。
風の動きが肌で感じ取れる絵本なんて、すごい!
シンプルな言葉と擬音で構成され、
色使いも単純で、親しみやすい絵。
新井洋行さんのこのシリーズは、とても大好きです。