今にも優しい音色が聞こえてきそうな表紙の絵に惹かれました。
ページをめくり「そして、ひとりぼっち」の言葉にドキッ!!
一瞬にしてオオカミくんの孤独感が伝わってきます。
「ピアノを聞かせて」の手紙に胸おどらせる オオカミくん。
自分のピアノ演奏を喜んでくれたみんなを想う オオカミくん。
絵本全体から、オオカミくんの優しさ、嬉しさ、そして寂しさが
溢れでて、胸がジーンと熱く切ない気持ちになりました。
本当は、決してひとりぼっちじゃない!
ピアノを通し みんなとつながっている!
わかっているけど、私には、切なさいっぱいのお話でした。