妖怪がいっぱい出てきても全然怖くない。
むしろ泥棒が出てきてちょっと怖いと子供は言いました。(苦笑)
妖怪の登場から最後まで本当にさらりと読めてしまいます。
私としては、以前どこかの小説で「何百年も使われている物には
魂が宿る」と聞いたことがあるので登場した妖怪たちが
日中は普通に使われている道具たちであることに子供に
注目してもらいたかったのですが。絵の明るさと楽しさに
ついついこちらも楽しくなってしまうようです。
マツの友達の来訪も可愛い。見ようによっては淋しそうに
感じる老夫婦二人、ネコ一匹の生活も沢山の実はとっても
賑やかで素敵なところが良いです。