日本の昔話風に作られた話なのですが、とても面白かったです。どこからか声が聞こえてきて、その正体が“大福餅”という発想が結構斬新で、その後の展開もぐぐっと惹きつけられ、終わり方もこれまたひねってあってよかったです。これは、面白い!という言葉に尽き、早速、今度の読み聞かせ当番の時に持っていこうかと思って図書館から借りてきたのですが、息子に、「それ、残念だけれど、もう読んでもらったよ。面白かった。」と言われてしまいました。やはり面白い!と思うのは私だけじゃないんだなと実感した本でした。とてもお薦めです。