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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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だいふくもち」 渡”邉恵’里’さんの声

だいふくもち 作・絵:田島 征三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年
ISBN:9784834005240
評価スコア 4.32
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みんなの声 総数 52
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  • ニートの栄枯盛衰

    仕事をせずに暮らしていた、いい年こいた成年男子が、妙な大福もちと出会って大金持ちになる話。

    1976年刊行。
    大胆で迫力がある絵によく似合う、大胆不敵なニートのおっさん。「これといってしごともせずに」どうやって生きてこられたのか不明だが、運は強かったらしい。
    妙な展開で運が開けて、大金持ちになる「わらしべ長者」的な話だが、最後は(ネタバレですが)強欲の為に破滅する。なんとも激しい人生だと思った。

    日本版、「金の卵を産むガチョウ」。
    運が向いて来た時に、どういう行動をするか、儲かったお金を何に使うか、その生活の中で何を学ぶか…人間としてどう生きたら幸せだろうか、ということを考えさせられる。
    主人公がやらかしたことは、多かれ少なかれ、誰にでもその可能性があることであり、私も自分が同じような状況に置かれたら、欲が際限なく膨らんで、バカなことをやってしまいそうだと思った。
    最後の場面(一代で築き上げた家や蔵が、壊れていく)を見て、普段の行動の結果がどういうものであるかが、わかって恐ろしかった。

    宝くじを大当たりさせた後、お金の使い方を間違って、破滅していくこともあるという。
    普段から真面目に働いていたら、そんなひどい結末にはならなかった。
    でも、まじめにコツコツ働いていたら、物語にはならないよなあ。現実生活は、物語として面白くない方が、私は安心・安全で素敵な人生だと思った。

    投稿日:2024/01/24

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