落語にもある昔話の1つです。
この作品を読むより先に昔話で聞いたことがあったのですが、昔話だと、宿のおかみさんは少々がめついけれど、憎めないお茶目な感じのある人なのに、
この作品のおかみさんは、時代劇に登場するようないじわるおばさんに描かれていたので、イメージしていたのと違ってびっくりしました。
冥加宿で出された食事も、今の子たちへの受けを狙ってなのか、原作の昔話からは考えられないものすごく今どきのものがたくさん書かれていました。
それはそれで面白いけど、その品目のせいでお話自体が長くなっているのはちょっとどうかな〜と、思いました。
最後のオチはとっても笑えるので、機会があれば小学校の高学年くらいのお子さんたちに読み聞かせで紹介したいです。