どんぐりえんに住んでいる、どんぐりみたいなおばけ、クリリンが、一日お休みした先生に化けて、見事にピンチヒッターをやってのけるお話です。
いつもは、誰にも気付かれずに、園児の一人のように遊んでいるのに、いざという時は、先生の代わりになってしまうのですから、なかなかすごいおばけちゃんです。
これもどんぐりえんが大好きで、どうすればいいのかをよく知っているからでしょうね。
読んでいる私達も、クリリンみたいな先生いいな〜と思ってしまうような素晴らしい奮闘振りですが、実はクリリン自身が一番楽しんでいるみたいです。
だからこそ、楽しさがいっぱい伝わってくるのでしょう。
それにしても、こんなにどんぐりえんが大好きなんだから、クリリンの存在を、誰か知っていてくれるといいのにね。
私は密かに、園長先生は、クリリンのことに気づいているのではないかと期待しています。