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ながれ星のよる」 伴門陶汰さんの声

ながれ星のよる 作・絵:たむら しげる
出版社:復刊ドットコム
税込価格:\1,980
発行日:2005年04月
ISBN:9784835441733
評価スコア 4.14
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みんなの声 総数 6
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  • 降ってくるんです

    表紙には“くじら”に乗った“ロボット”と“リンゴの木”が、
    水平線の薄明りの中進んで行く、綺麗な絵が描かれています。

    一見明け方かなぁと思えるのですが、時刻はこご8時前頃。
    すりばち島へ“ながれ星”を見に行くところなのです。

    “ロボット”と“リンゴの木”と“くじら”という共通項のなさそうな組合せが面白いです。

    途中“ロボット”が“リンゴの木”と出会って、一緒に行こうと
    土から引っこ抜いたところ、“リンゴの木”にちゃんと足がついているあたり、
    読む人によってはナンセンスととるか、ファンタジーととるか分かれそうですね。

    この2人、裏表紙ではシルエットですごくいい画になっているんです。
    切り抜いて飾りたいくらい。

    見せ場の“ながれ星”のシーンでは、
    そろそろかなと思ってめくった次のページ、
    まさに“降ってきた”瞬間は感動ものです。

    宇宙の好きな“たむらしげる”さんの絵本には、夜を舞台に海やくじら、
    ロボットや☆が飛んだりする冒険ファンタジーがよく描かれます。

    “たむらしげる”ワールドを楽しむツボは、まさに“絵本のように”綺麗な絵を楽しむことと、
    自分もストーリーの中に入って一緒に冒険して楽しんじゃうことだと思います。

    投稿日:2008/05/25

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