まず、根気強くボールペンで描かれた絵は、本当にため息が出るような素晴らしさです。
この繊細な絵だからこそ、バクさんの住む世界や夢の中を見事に表現できているのだと思います。
バクさんのお仕事は、こわい夢を食べること。
きっとみんなはバクさんの活躍を知らないけれど、バクさんがいるから安心して眠れるのです。
バクさんの、どうぶつ達を想う優しい気持ちが伝わってきて、わたし自身もバクさんが大好きになりました。
仕事だから・・・ではなく、まずは誰かを想う気持ちが大切なんですよね。
この絵本を読んだら、今後こわい夢を見た時に、「バクさーん!」って呼びたくなっちゃうこと請け合いです!
とってもとっても優しいバクさん。もしかすると、私たちの夢の中にも来てくれるかも?