姪っ子が長谷川先生の絵が好きで図書館から借りてきた絵本です。で、最初のうち少し読んであげたのですが、量が多いから疲れて5文字程度でダウンしました。この絵本は小学校高学年から一人で読むのにいいですね。
で、もって読み聞かせに適さないということで、★4つにしようかなぁと思ったのですが、正しい江戸時代のいろはがるただけではなく、いろはのかるた奉行も考えた方が原文を押さえつつ子供の喜びそうなダジャレとかしもねたをとりいれているので、よく考えているなァ。ふむふむこんなの面白いとくすくす……作者が真面目に取り組んでいる姿に好感を持って★5つにしました。
それと正しいいろはがるただけなら、どんなに面白い絵を描いても子供にはうけなかったと思います。いろは奉行の考えた面白いいろはを読んで笑いながら、おまけでもうひとつのまじめないろはを覚えてくれるのが理想ですね。もし姪っ子が小学校高学年になって、再び見せて面白いといってくれたら図書館で借りるのではなく本当にこの絵本を買ってあげたいと思います。