この本は、古本店で、叩き売り状態になっていたなかから、”バーバラ・クーニーさんの本だ!”と発覚して、中もあまり読まずに衝動買いしました。彼女の絵のファンなものですから・・・・
やはり期待を裏切られることなく、このいかにも、のグリム童話にすばらしい挿絵を描かれていて、醜く、さげすまれるロバの王子が、実に愛らしく、本の最後まで応援したくなる環境を作っておられます。
長女もだいぶ、挿絵の少ない長編物などを読みたがるので、読み応えも結構あります。逆に、あと10分でベッドに入って欲しい・・・・と思うときには、この本は全部読めません。