ちいさいこぐまちゃんが、お父さんやお母さんに「ありがとう」と声をかけられている姿は、とても心温まります。
こんな風に、わたしも娘に声をかけられる親でありたいと思わされる1冊です。
この絵本を読んでから、娘もいつもよりたくさんお手伝いをしてくれているように感じます。
そのたびに、「ありがとう」を忘れず言うようにしています。
きっと娘も、こぐまちゃんのように「ありがとう」と言われてみたくて頑張っているようですから…。
おんがくたいが出てくるシーンは、何よりも見開きページいっぱいに描かれたカラフルな絵が見ものです。
こぐまちゃんが思わず着いて行っちゃう気持ちも分かるっ!
こぐまちゃんのように、自分からもちゃんと「ありがとう」の気持ちが伝えられる子になってくれればいいなぁ。
そういう親の気持ちをも具体的に描いてくれている、素敵な一冊です。