また、「あとがき」から読んでみると
奄美を舞台に考えられたおはなしとのこと
いろいろ島の人の話や
言い伝えを聞いたり文献で調べたり
大変だけど
素敵なお仕事ですね
「おばけ」といってもちょっと違います
怖がらせるには
意味がある といえばいいのでしょうか
自然への敬意を
こういう形で伝えてきたのではないでしょうか
島という海に囲まれた自然の中での
人間の生活ですからね
生きていくための知恵にも
通じるのかもしれません
島の外から来た余一(よいち)という設定にも
意味があります
なるほどなぁ〜って
島の外の存在である読者も
同じ感覚で共感出来ると思われます
「ケンムン」という言葉の響きも
怖いようで
親しみやすい名前のような気もします