表紙のうさぎはてっきり眠っているものと思い、
可愛らしい絵本だな〜と中を確認もせずに図書館で借りてきました。
寝かし付けに娘が「このうさぎの絵本読んで〜」と持ってきて、
初めて読み始めてギョッ!!
死んでいるとは思いませんでした・・・。
心の準備なく読む絵本ではなかったです;
命は巡るもの。
そのことはとてもとても大事な事ですから、
是非娘達にも伝えたいと思っています。
でも、この絵本を読んでみて、
見知らぬうさぎでなく、大事な身近な存在の死ではダメなのかな〜とか、
子どもの頃、庭にペットを埋葬したけれど、そこに野菜はちょっと・・・とか、
“羨ましい”っていう表現って理解しがたいなぁ・・・とか、
ちょっと違和感というか、
この絵本を通して“命の環”を伝えよう、とはあまり思えませんでした。
人間は貪るばかりで、命の環から外れてしまっているなぁ・・・と、
申し訳ないような悲しいような、複雑な気持ちになりました。
とても、色々考えさせられる絵本です。