このシリーズは上の娘も大好きで、
3歳になりたての娘にとっては文章が長めですが、
いつも最後までじっくり聞いてくれます。
この作品は雪国らしさがよく表れていて、
北海道に住んでいるので、実体験を伴って共感することができました。
娘は、最後のレンゲのお花畑が気に入っています。
それまでのページは、深い雪に埋もれた森の場面が続きますが、
ページをめくると鮮やかなレンゲがたくさん現れます。
北国の春の訪れは、タイトルにある通り、
『目覚め』という表現がピッタリです。
蛇足になりますが、ヤマネくんが森の中で春を探している時、
トンビの影に私はドキドキ・ヒヤヒヤしてしまいました。
(食べられるんじゃないかと・・・)
お友達だったのですね。杞憂でした f^_^;)