かさじぞうのお話は知っていましたが、ちょっとちがっているところがありました。
おじぞうさんの手が、それぞれちがったどう作をしているのが気に入りました。
あと、おじぞうさんたちが、たくさんのおたからを、そりにのせて雪道をはこぶ場面がすきです。
家の前におたからがならんでいるのを見たおじいさんとおばあさんの顔がとてもうれしそうでした。
こんなにたくさんのお米やたべものを、二人はどうするんだろう?と思いました。二人はやさしいから、まただれかにあげてしまいそうです。
もうひとつのおはなし「じゅうにしのはじまり」は、とてもすきなお話です。むかし話の中で一ばんすきです。だれがなんばん目になるか、何回読んでもドキドキします。
ねずみがねこにうそをついたのは、いじわるだとは思いませんでした。おふれを聞いていなかったねこに、人にまかせないで、話は自分できちんと聞かなくてはいけないということをおしえたかったのだと思います。
ねこがねずみをおいかけるのは、そういうわけだったのかと知っておもしろかったです。