『Littlebat’s Halloween Story』が原題。
こうもりぼうやは図書館の屋根裏に住んでいるのです。
ある日、おはなし会の光景を見て、すっかりお話に夢中になるのです。
もっと近くで見たいと思っても、人間に見つかったら大騒ぎされてしまうばかり。
そこでお母さんは、「大丈夫な時がきっと来るわ」と待つように言うのです。
図書室の装飾で、季節の移り変わりがわかる演出が素晴らしいです。
そして、ついに、その時がやってくるのです!
それがハロウィン。
なるほど、の展開です。
ハロウィンの日は、日本は読書週間でもあり、まさにタイムリー。
おはなし会の楽しさも一緒に、細部までたっぷりと楽しんでほしいです。
司書経験もある作者だからこその図書館像に拍手!です。
もちろん、小学校のおはなし会で読みます。