ひなまつりを前におはなしかいで読みました。
立派なおひなさまを飾ってある子も、工作で自分だけのおひなさまを作った子も「おひなまつりって何の日?」と聞くとこたえられないようです。
人形に病気やけがれを祓ってもらって海に流す流し雛の風習がよく分かる絵本です。
「かっぱって何?」の質問に答えるのはむずかしいポイントでしたが、ももちゃんとかっぱの娘の病気が治ることをこどもたちが祈ってくれてきちんとハッピーエンドを迎えます。ももちゃんが手に握りしめていた3色の小石がひなあられのようで、こどもたちにも身近にあるおひなさまとお話を取り込んで理解できたようです。
4〜5歳からのこどもたちにオススメです。