ちきさんの壮大な絵が素敵。
画面いっぱいに広がる海や森がとてもきれいです。
ひょうとらいおんは、最初は自分の体の自慢とするところを主張しあうのですが、徐々に想像の世界へ入っていくことがおもしろい。
それと同時に、2人の表情や言葉も和やかになっていることに注目です!
いや、これは想像の世界ではなく、本当の世界なんでしょうか。子どもだけが入ることのできる、魔法のような……。
ひょうが上かららいおんを見上げる構図がすごく好きです。
ちきさんのほかの絵本でもそうなのですが、今にも絵本から飛び出して動きだしそうな2人の迫力がおもしろい^^
最後の方のページは、まるで夏が来たかのような、ぽかぽかした雰囲気です。
ぜひ原画でも見てみたい!きっと、もっと力強さや可愛さがあふれていると思います♪
読みながら、想像力や楽しさが広がる、おもしろい絵本です。