ますだくんシリーズでは、やはりこれがお薦めです。
表紙絵の怪獣くんに初め「えっ?」
扉絵に、
あたし きょう がっこうへ いけない きがする
の、文。
次ページで、「…きがする」が続きます。
そして、「…あればいいのに。」に笑いがこみ上げてきます。
学校に行きたくない、気持ちがよ〜く伝わってきます。
原因がわかって、「いるんだよねぇ〜、ますだくんは。どこにでも。」の私の言葉に、「僕のクラスにはいないよ」と当時小1の息子。
元気で、声も大きくて、オーバーアクション気味で、何かと世話焼きな子。
そんな子が隣の席というのは、ちょっと困るかも。
でも、ますだくん、主人公の女の子に興味もあるんじゃないかしら?
もちろん、女の子はそんな風には思いもよらないでしょうが(笑)。
次の日、カラッとあやまって、ケロッとしてるところが、子どもらしくてとてもよろしい。
後ろ姿は、人間に戻ってましたね(笑)。