新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

びんぼうがみじゃ」 渡”邉恵’里’さんの声

びんぼうがみじゃ 作:苅田 澄子
絵:西村 繁男
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2012年12月
ISBN:9784774612652
評価スコア 4.78
評価ランキング 550
みんなの声 総数 17
「びんぼうがみじゃ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 新しい福の神伝説

    新しい神話ができました。
    貧乏神関係の、歴史初、転職物語。
    本人(貧乏神)は、別に今のままでも良かったらしいのですが、周りの圧力により、180度違う世界に転職して、成功していった(?)、実におめでたいお話。
    元気のない人や、求職・転職活動、社会復帰に向けて頑張っている人にぜひともお勧めしたい、名作絵本です。

    昭和の香りがするお団子屋さんが舞台。
    絵が実に見事で、柴又とか、川越なんかに本当にありそうな、良い雰囲気がでています。下町の人情を感じさせる温かみのある、庶民的な雰囲気がたまりません。
    出てくる人たちも、素直であったかい。貧乏神を風呂に入れてあげたり、ご飯をあげたり、一緒に働いてもらったりして、社会復帰に全面的に協力している。
    今時、こういう優しいひとは、なかなかいないねえ…
    世話をされる貧乏神も、何があっても全部受け入れてしまう素直な性格で。
    どうしてこの人は貧乏神をやっているのか、わかりません。こんなに素直で、いい人過ぎて、嫌な役割を押し付けられたのか、騙されて貧乏神になったのか、
    その辺の神様事情を、是非とも、ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

    この絵本を見ていると、幸せって、案外、簡単なことから始まるのではないかと思える。何かのきっかけがあると、今までと180度違う人生に道が開けるのかもしれない。
    もちろん、貧乏神本人の努力もあったのかと思う。
    なにせ、彼が来ただけでいろんな貧乏現象が起きるという、優秀な貧乏神ですから。仕事に熱心に、長年取り組んだ名人芸の数々は素晴らしい。
    一生懸命、貧乏神をやってきてよかったね。次は、人に喜ばれる神様として、頑張ってほしい。貧乏神も一生懸命やると、いいことあるんだな。

    投稿日:2017/03/07

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「びんぼうがみじゃ」のみんなの声を見る

「びんぼうがみじゃ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / だるまさんが / からすのパンやさん / うずらちゃんのかくれんぼ / ねないこ だれだ / どうぞのいす

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(17人)

絵本の評価(4.78)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット