小学校低学年の親子にぜひオススメの絵本です。ようたくんは毎日「ぼくだけのこと」を発見します。兄弟で一人だけえくぼができるうれしいぼくだけのこと、いろんなぼくだけのことを見つけてうれしかったり、ちょっぴり残念だったり、個人を信じる、見つけるというとても大切で素晴らしいテーマをシンプルな言葉とかわいらしくてしっかりした絵で捉えています。「自分だけって」考えて、自分をとても好きになれる絵本です。いいなぁ、私も子どもの頃にこういう絵本に会いたかったよ〜。森絵都さん初の絵本とリリースラッシュのスギヤマカナヨさんのステキなコンビが生まれたこともとてもうれしい。