外国から来た珍しい猫、ミンチン。
もしも、青い毛色の猫が居たら、やっぱりビックリするし、思わず大きな声も出てしまいます。
でも、ミンチンの立場からすると、一日中好奇の目にさらされているのだから、たまったものじゃないです。そのことに気づく人は少ない・・・。
決して、すべてに悪気がある訳ではないのだけれど・・・。
「なあんだ、そんなこと?」
「毛の色なんてどうでもいいじゃないか」
猫たちのことばが印象的でした。
みんな違うのは、あたり前のこと。
みんなちがって みんないい
そんなあたり前のことを見過ごしてしまう人間たち。
うーん、と唸らされるお話でした。