私が子どもの頃から持っている絵本です。
子どもの頃はおむくんと、とむくんのけんかが大きく
発展していってしまうことになんの疑問ももたずに
いろんな動物達が出てくるなあ・・と読んでいたのですが
大人になって娘に読んであげる立場になると、物語の
深さにちょっと震えてしまいます(怖くて)。
世の中で起きている犯罪や、戦争だって、最初は、
おむくんがつくったおとしあなにとむくんがおちて
おむくんがそれを笑う・・といった程度のことだったりも
するのだろうなあと思ってしまうからです。
おむくんとむくんのように上手になかなおりができれば
いいのになあって思いますけれど、現実は厳しいのだろうなあ(哀)。
娘は誰かにむかって別の誰かが笑う度に怒っていました。
この正義感、素敵だけれど、一歩間違えれば戦争になって
しまうのですね。。