表紙の絵に惹かれ図書館で借りて娘に読み聞かせました。
初めての読み聞かせは私自身も中身を知らずに読むことにしています。
途中まで、絵本に出てくる子供が「おばあちゃん早く帰ればいいのに」というのが続くところは、なぜだろうね? って問いかけ乍ら(それは自分にも)読んでいきました。
突然、そのうちを襲った嵐。そのあと、おばあちゃんがとった行動、その姿を見て、おばあちゃんを好きになっていくのですが、おばあちゃんの行動は、あの震災とその後を思い出すと大変に感じ入る処がありました。その点は娘にも伝わったのかどうか・・・。
ちなみに、「きゅっ、きゅっ、きゅっ」の握手は英語ではなんて書いてあったのかな〜などとも考えながら読みました。
絵が大変丁寧で綺麗な本です。海外の作家の絵本なのに、なぜかちょっと昔の新幹線の形をした電車が出てくるところは、私としては懐かしく思いました。
震災から2年の今、ぜひ読んであげたい本であります。