とても美しい絵の本だと思いました。淡い色遣いも素敵です。
「いばらひめ」、昔から気になっているお話です。
魔女がのろいをかけるところは怖く、100年の眠りというのがロマンチックに感じるからです。
ひめが15になったある日に、王様たちが出かけてしまうのが不思議ではありますが、もう安心と思ったのでしょうか。
開けたことがない扉を開けるというのが、禁断を破るようで、心惹かれるところでもあります。
グリム童話は、絵本もたくさんありますし、この「ねむりひめ」は特にどんな風に描かれているのか興味がありました。他の本とも読み比べてみたいです。